ハイパーアスリート渡部耕大選手
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
先日のトレーナーサポートしているKー1加藤久輝選手に続き、
同じくトップアスリートを紹介します。
今度はスノーボードの渡部耕大選手と藤本りさ選手が、
スポンサーの仕事を終えて岐阜から岡崎市まで遊びに来てくれました。
遠征や長旅が多いスノーボーダーにとっては岐阜から愛知までは近場のようです。
彼がトップアスリートというのも、
日本代表のスノーボード選手だった事、
業界トップのスポンサーがついていた事、
ワールドカップ2位に入ったこともありますが。。。
この耕大選手は、実はとんでもない身体能力を持っています。
トレーナーとして関わり触れるたびに、彼の身体能力にはいつも驚かされます。
身体の使い方をイメージして、できなかったことをすぐに可能にします。
例えば、フィットネスジムにあるようなバランスボールに立てなかったとします。
彼は練習もそこそこに身体の動かし方をイメージし、
すぐにでもバランスボールに立って歩いたり、スクワットをしたり次の段階までいつの間にかレベルをアップさせます。
一番忘れられないのは、
バンクーバーオリンピックの時には、
カナダのスポーツジムで各国の代表チームが集結してトレーニングしていた時の話です。
アメリカ代表クロスカントリーチームは、
重りはここまで重くなかったですがこんなトレーニングをしていました→
耕大選手のようなハーフパイプの選手はクロスカントリーの選手に比べて小柄。
当時、通常の懸垂なら40回ほどこなす耕大選手でしたが、
同じように重りをつけてやってみたところ全くできませんでした。
通常なら全くできないときたら諦めるところです。
彼は懸垂バーを見つめてボーと突っ立っていました。
懸垂に再度挑戦。
そしてなぜか、1回できました。
続いて懸垂バーを見つめてました。
またまた不思議な現象が!
今度は続けて4回懸垂ができました。
トレーナーから見て全く理解できませんでした。
通常、筋肥大を起こして筋力が上がるまでは数ヶ月かかります。
(この時点で常識にとらわれ無理だと思い込んでしまったトレーナーにはこの現象を起こすことは絶対にできないでしょうね)
また、何度も挑戦していれば筋肉は疲労して、1回目より確実に体力的に不利なはずです。
今思えばチンニングバーを見ていたのは、身体を動かし方・使い方をイメージしていたのだと思います。
今回もりさ選手と共にきっちりトレーニングし、
子供たちと遊んで愛媛まで帰っていきました。
やはりやる時はやる。
人前では見せませんが、きっちりトレーニングしています。
一生懸命で心優しい選手たちに関心します。
いつもありがとう。
遠く離れていてもいつもトレーナーはどんな形であれ選手の成功を願い応援しています!!
トレーナーとクライエントさん”花見編”
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
とても長いお付き合い膝の変形性関節症70代後半のクライエントのNさんがいます。
Nさんは名古屋市の奥の方に住んでいます。
最初の頃は、市営地下鉄 → JR東海道線 → タクシー → MCと来てました。
あまりにもお金がかかると思い岡崎駅までですが、
お迎えにいったりしていました。
たまに名古屋のご自宅までおくらせていただいた事もありましたね(笑)
最近は陽気がいいということもあり、
歩いて来られるようになりました。
先日、Nさんとお花見をしてきました。
事の発端は開業して早々は暇だったし、
Nさんは花に詳しい方でした。
花が好きという事もありますし、
せっかくなら岡崎を堪能してもらおうと、
毎度三河地区案内を企画していました。
その中で最初の企画が花見でした。
なのでNさんとのお花見は、
開業当初から一年に一度ですが、毎年欠かさず続いています。
最近は開業時より予約が埋まるようになり、
一緒に外にいける機会が減ってきてしまいました。
せめて年一回のお花見は喜ばれる間はずーっと続けたいと思います。
初心を思い出すように。
僕は生活の中に仕事があり、
仕事の中に生活がある日常を送りたいと思っています。
仕事と生活の境は必要なく、
一人一人の方と対面し人間同士の付き合いをしていきたいと昔から思っていました。
まるで昔の農家のように。(実家は農家だった)
脚に大きな拘縮(関節の硬さ)を持っているNさん。
立派な目標を持っています。
旅行を続けたい!
MCはスポーツ選手が多いと思われがちですが、
実は人生の先輩方も利用していただいています。
どの方も胸に秘める大切な目標はあります。
その目標に寄り添い、少しでも近づけるようにサポートさせていただきます。
”私が歩ける限り、先生のところに通院をする”
と言ってくださいます。
その気持ち本当にありがたいですが、
通院は無理なされないようにお願いしたいところです。
例え歩けなくなったとしても、
今度は僕の方から名古屋に往診にいけるように準備していきたいですね!
慰労会
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
月曜日にK−1の加藤選手の慰労会?を近くにある蕎麦屋口福さんで行いました。
僕は仕事後に合流したので、すでに会は始まっていました。
今回は加藤選手のトレーニングパートナーのアメリカンフットボール選手だった倉橋さん。
現役トライアスリートでありながら、スポーツ栄養士をしているSizuちゃんも集合。
(先日のソウルのレースでは韓国人のホンさんとSizuちゃん共に体調がよく自己ベストを出しました!おめでとう!!)
アスリートが集まるととても面白いミーティングになるんですよ。
フザけるときはふざけますが、真剣に話をする時はスイッチが入ったかのように切り替わる。
この話題性の違いによる振り幅が面白かったですね。
みなさん情熱を持って取り組んでいるからこそ、アツい話になりました。(アスリートあるある)
栄養学から身体意識、トレーニングとリカバリー、今回の戦略と反省の話になりました。
加藤選手はしっかりと見つめ直し、
判定負けだといえどポイントを絞り試合の敗因をしっかり分析していました。
加藤選手によるとあるサイトへの投稿により、
炎上したものの彼にはものすごい納得いく考えがありました。
表向きは軽率な発言に見えましたが、
いつも彼にはとても深い理由があり周囲のメンバーには話してくれます。
知るたびに真面目で勉強熱心、そして面白い人間です。
※皆さん、MCのクライエントさんというご縁
夜遅くまで失礼しました!
トレーナーも新たな目標ができたところですし、
ガンガン突き進みます!!
サクラ咲ケ!
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
随分と気温が暖かくなってきて春めいてきました。
出会いの季節と別れの季節ですね。
クライエント様からいただいた店の桜も満開を迎えています。
今回、卒業された方がいます。
中学校3年生の1年間、共にトレーニングしてきました。
そう、トレーナーと共にです。
ブリッジや打撃、スクワットや腕立て伏せ等の基本的なトレーニング、
可動域改善のためのストレッチ、
動作向上のためのエクササイズ、
トレーニングパートナーとして、トレーナーと一緒に励んできました。
この春、女子プロレスラーになるべく、
東京の道場に入門するため先日愛知から旅立っていきました。
早ければこの夏にでもデビューするのではないでしょうか。
狙うは最速でプロデビューと本人は意気込む。
若いのに将来のことを考えて、目標が明確にある学生。
久しぶりに見ました。
やはり、目標がしっかり定まっている選手の行動力はすごい!
あなたと共にトレーニングした日々、
特に300回連続スクワットは忘れません。
3日間、筋肉痛でまともに歩けませんでした(笑)
若手選手のサクラ咲ケ!!
K-1 WORLD GP 2019 JAPANを終えて(選手とトレーナー)
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
先日のKー1ですが、
結果から言いますと判定30-29/29-28/29-28の3−0で負けしてしまいました。
トレーナーが分析すると、敗因は数カ所あります。
一つ目はトレーナーが疲労を取りきれなかったため、すぐに疲労に達してしまった。
二つ目は戦略で同じパターンで攻め込むことをウォーミングアップから徹底していたため、グリコーゲンがすぐに枯渇した。
三つ目は映像の中で掴んで数回打撃を食らうという反則もらってしまった。
解説している元Kー1王者、魔裟斗選手はさすがです。
時系列でたどるとほぼ解説通りです。
反則での後頭部での打撃を受けてラウンド間の休憩時間に「さっきのは効いてしまった。」と言ってました。
そして、前に出てくる圧力もすごかったようです。
試合後、控え室に戻った加藤選手は僕らセコンドスタッフに負けてしまったことを謝っていました。
続いて観客席まで行って、
スポンサーの方々にも挨拶と謝罪を繰り返していました。
いつものように人を気遣える優しい加藤選手の人柄が現れていたと思います。
人間的に魅力のある選手だからこそ、これからも人がついていくのでしょうね。
むしろトレーナーの僕の方こそ謝らないといけないと思ったぐらいです。
試合中、多くのことを感じ得ることができました。
僕も何が必要で何が足りないのかとても実感しました。
さっそくスキルアップのために、次に動き動くことにしました。
次はもっといいサポートができるかと思います。
少し休養して、
また元気に試合ができるよう加藤選手を今後ともサポートしていきます。
最後に、僕は一緒に花道を歩けて本当に嬉しかったです。
加藤選手クラスになるとたくさんのトレーナーや治療家と関わってきたと思います。
僕と同じ業界のスポンサーもついています。
その中でも僕をトレーナーとして選んでくれた加藤選手には感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
※試合後、王者のシナカリミアンが控え室を訪ねてくれた。
試合動画はこちらから。
トライアスロン in ソウル
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
今週も国際色強い一週間でした。
日曜日はフランスと日本のハーフの加藤選手。
木曜日にドイツで活躍していたサッカー選手。
火曜日にトライアスリートの韓国人のフンさんと小川さんが来院されました。
トライアスロンのレースの前に調整を行いに来られました。
季節柄レースが多いせいか、
最近試合前の身体のコンディションを整えに来られる方が比較的多いですね。
レースは本日、韓国のソウルで開催されます。
勝つと次のレース、ハワイで開催されるレースに参加することができます。
フンさんはすでにハワイ行きの切符をつかみ、
レースに出場することができます。
2人してハワイ行きが決まったらこれまた面白いことになりそですね。
気をつけていってらっしゃい!
会場までは行けないですが、トレーナーは怪我なくレースを終えることを祈っています!!
Kー1の控え室(選手、コーチ、トレーナーの役割)
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
Kー1クルーザー級タイトルマッチ当日。
大会会場に到着した僕らはリングとウォーミングアップ場所、バンテージチェック、ドクター室、控え室等会場の確認を行いました。
大会リハーサルが終えて、
僕の出番は早々にやってきました。
大会当日のコンディショニングの目的は、
”違和感なくプレーでき、身体を動きやすくする事”
全身全霊で僕のあるスキル・ノウハウを加藤選手に注ぎ込みました。
※トレーナーの全身全霊ポーズ(笑)この時は笑えませんでした。
ただ、手を加えすぎたり、身体を引き締めすぎたりすると、
むしろ身体が重くなることは過去の失敗でわかっています。
ケアしてはシャドー、ケアしてはシャドーを繰り返しチェックを行います。
今回は比較的手応えがあり、早々に身体の軽さを出すことができました。
その後、検査員がいる前でバンテージを巻きグローブをはめます。
かなり厳重なんですね。
ドーピング検査のように常に見張りがついています。
その後、ウォーミングアップをし、
控え室を出て囲われた専用スペースでミット打ちに入ります。
タイムをしっかり身体で刻みながら、これでもかと打ち込みます。
今回の最重量級だけ、周囲には恐ろしいぐらいの衝撃音が響き渡ります。
加藤選手はアスリートの中のアスリートだと感じたのはこの時です。
すごい強烈なスイッチを持っていて、
一度切り替わると今まで感じたことのないオーラを放ちます。
動きやコンビネーション、コーチと戦略をとことん確認し余念が無いです。
納得するまでウォーミングアップし身体感覚をチェックします。
さすが元日本代表のハンドボーラー。
試合は刻々と近づいてきます。
舞台裏に移動し、
心を集中させながら出番を待ちます。
そして、この階段を登れば、
そこは花道。
※のぞいてみたけど、ぎっしり超満員。歩いている時に自分がコケないか心配。
鼓動が高鳴ります。
K-1公式計量と記者会見
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
K-1タイトルマッチ決戦前日、東京のホテルにて記者会見と公式計量があります。
朝方、トレーナーベットやケア道具を一式詰め込み、
車に乗り込みました。
目指すは飯田橋にあるホテル。
到着して関係者入り口にて、チェックイン。
すぐに控え室に向かうと、すぐに加藤選手を発見。
近寄ろうと思ったのですが異様な雰囲気。
明らかにいつもと違いコーチ陣と加藤選手がピリついています。
それもそのはず。
計量後に対面し握手しようとしたら、
頭を撫でられ頬をつねられるというハプニング。
完全に挑発されて一時会場は騒然としました。
この後、乱闘騒ぎになりスタッフが止めに入り、この場をおさめました。
計量後、控え室でおにぎりやパンを食べて糖質を体の中に蓄えます。
Kー1運営サイドから「絶対に手を出さないでください!」と念を押された上で、
再度、登場し記者会見。
見つめ合う時間がどれだけ続いたか、
とても長く感じました。
何事もなく席に着席。
そして記者会見開始。
記者会見でも攻防が始まります。
席が端と端でよかった。
波乱が起きるのでしょうか。
初めての世界にトレーナーは終始ドキドキしています。
記者会見後は一度部屋に戻って、
体の評価からチェック、メンテナンスを入念に行います。
試合前日は可動域制限や体の重さ、痛みを徹底的にとっていきます。
試合当日もコンディショニングをしますが、
身体の軽さを出していく手法をとっていきます。
アスリートはトップレベルになるほど、
身体の感度は高く、
変化を良い事も悪い事も細かく伝えてくれます。
身体をケアした後チームで移動し、
計量後は体重を上げるためにもうどんや蕎麦を食べます。
うどんや蕎麦は筋肉のエネルギー源になるグリコーゲンになりますからね。
そこから次の店に移動し、
今度は筋肉を構成するタンパク質を補給しにステーキ店へ。
500gの赤身ステーキをペロリと。
トレーナーの私も少食ではないので、
おにぎり、うどんもステーキも同じメニューをいただきました。
僕はもうお腹がいっぱい。
加藤選手はまだまだ食べれるようですが。。。
あとは各々に時間を過ごし、
明日に備え早めの就寝。
大会直前、一週間みっちりコンディショニングウィーク
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
いよいよ今週末、Kー1タイトルマッチです。
加藤選手は大切な大会に近づくと一週間まるっとMCで徹底的にコンディショニングを行ってきます。
よく考えてみると格闘技ってすごいですよね。
どちらかはまともな状態で帰ることはできないわけで。
はたまた、どちらともまともじゃない状態でリングから降りることになります。
いずれにしろどちらかが無傷では済まないわけです。
さいたまスーパーアリーナーまでトレーナMasaも行って、
ギリギリまでコンディショニングをします。
実は加藤選手からの要請もあり、リングサイドから僕は試合を見守ることになりました。
そう、セコンドです。
初めての体験にハラハラドキドキ。(トレーナーも大会当日までしっかりと気持ちを落ち着かせます)
加藤選手のファイトスタイルだと、KO決着になることが多いですからね。
今回の対戦相手は2メートルで大柄・タフでなシナカリミアン選手。
今のところ、8戦8勝5KOと負けなしの選手。
加藤選手は185cmと小柄でも4戦4勝3KOとこれまたK-1では負けなし。
スピードと攻撃力を合わせ持った選手です。
不敗どうしの2人。
どうなることでしょうか。
大会模様はネット中継されます。
こちらから。https://abema.tv/timetable/dates/20190310
地元、愛知県岡崎市のみなさん!応援をよろしくお願いいたします!!
スポーツに特化した治療方法の開発
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
とうとう始まりました。
僕らにとって今年最大の投資。
はるばる東京の一等地、
銀座から講師を招き集中セミナーを受けています。
新しい技術を一年かけて習得します。
医療業界内でも値段が破格なんです。
だからこそ、しっかりと学び、
痛みや痺れ、障害等を抱えたアスリートを助けれたらと思います。
今年のMCトレーナーは一味違いますよ。
通常、安静・固定・冷却・挙上等のRICE処置しかできないような
打撲、捻挫、炎症やオスグッド、セイバー病のような骨端症でも積極的痛みを引かせることができるようになります。
実際に講師の先生にトレーナーマッチくんも古傷の肩と肘をケアしてもらい、
投球動作をチェックしていました。
ますます運動やスポーツに特化し、
田舎でも最新のボディケアサービスを提供できるようにがんばります!!
1月から3月までは体力、特に持久力を向上させましょう!
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
かなり暖かくなってきましたね。
暖かくなると人の動きは活発になるようで、
連日予約がいっぱいになります。
特に夕方から夜の間はすぐに埋まってしまいます。
今まで2人のトレーナーで対応してきましたが少し限界があるようで、
既存のお客様を優先し予約に規制をさせていただこうかと思います。
既存のお客様にもご希望通りの時間の予約が取れなくなることがあるとは思いますが、
何卒よろしくお願いいたします。
ご迷惑をおかけしますが、
これからもMedical Conditionをよろしくお願いいたします。
新しい年度が始まります。
選手にとって体力を向上させて新年度に体を準備しておく時期です。
新しい部活の環境や先輩との体力差にも適応していかないといけません。
やることも多く集中力を欠く時期でもあります。
そのため4月、5月は身体を痛めることや怪我も増えます。
今できる事を考え、4月からスタートダッシュが切れるようにしておきましょう!!
あと、二週間後に控えたK-1タイトルマッチ。
少しでも地元岡崎市から世界の頂点に挑戦するトップアスリートがいるという事を知っていただこうと、
このようなタペストリー看板を立てました。
ワクワクしますね。
愛知県からこの西三河の地から、
多くのアスリートの身体的な悩みを解決し、
選手の夢を応援していきます!!
メンタルによるアスリートの成長率を考える.4
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
前回のメンタルによるアスリートの成長率を考える.3に続いて、
今度は第4弾になります。
前回の復習として。。。
氷山をモデルにして成果は目に見えている部分ということを話をしました。
氷山の下を水中に潜ってのぞいてみると、
層になってわかれています。
パッと見でわかる部分。
一番上に見える頂上は、成果だったり結果だったりします。
海中に潜るともっと大きな土台が隠れて潜んでいます。
この内容はなんでしょうか?
というところまでが前回の内容だったかと思います。
今回は具体的な内容を愛知のスター選手、
イチロー選手を例に挙げて説明しますね。
一番下の土台は、意志、想い、人生哲学だったりします。
イチロー選手でいうと、
”人間としてまだ未熟。ある意味成熟した時に選手でいたい。”という気持ちがあるそうです。
そして、一つの目標に「50歳まで現役生活」という思いがあるようです。
その考えの元、ステップアップさせて次の段階を見てみましょう。
下から二番目のふるまい、習慣、行動
イチロー選手で一番印象的だったのは、
インタビュー時に用意されていたソファーに座ってインタビューを受けなかったことです。
パイプ椅子を持って来てもらい、そこに座ってインタビューを受けたました。
姿勢が崩れるからだそうです。
その姿を見て常日頃の心がけはさすがだと思いました。
さらにステップアップして、
上から二番目の段階、 能力・スキル をみてみましょう。
能力、スキルは解説しなくてもスポーツ選手にとっては絶対的に必要な部分ですよね。
当然のことながら毎日の積み重ねが重要です。
伝説のバッター、王貞治さんや長嶋茂雄さんに野球を習ってもすぐに同じように打てるわけではありません。
例えレベルが上がっても、ゲームのようにレベルは維持されることなく、
レベルダウンするのが人間の世界です。
これらは習慣や想いに支えられています。
では、頂上の成果となる部分、
草野球選手とイチロー選手のようにメジャーリーガーでは何が違うのか。
技術やセンスも当然ありますが、
決定的に違うところはその土台の大きさが違うと言われています。
イメージするとこんな感じ↓
ピラミッドの大ききさが違うということだと思います。
なので技や体力よりも前に、
意識や思考、習慣等の土台をしっかりと積み上げていかないといけないことになりますね。
次回はメンタルによる”アスリートの成長率を考える.5”
私的見解も満載ですが、
アスレティックトレーナーとしてトップアスリートを見てきた部分もあるので、
そのあたりの経験も踏まえて伝えることができればと思います。