ディトレーニングについて
こんにちは。
スポーツ選手のコンディショニング兼パフォーマンスアップを担当しているトレーナーのマッチです。
皆さんコロナの影響で外出自粛と言われていますが体は動かせていますか?
今回はトレーニングを中止してしまって、間が開いた状態、ディトレニーニングについて書いていきます。
ディトレーニングとはパフォーマンスの低下やレジスタンストレーニングに関係する生理学的適応の消失につながる、
無酸素性トレーニングの中止、または頻度、内容量、強度のいずれかあるいは複数の大幅な減少のことを指します。
筋力低下の大きさはディトレーニング期間の長さと個人のトレーニングの状況によると言われています。
ディトレーニングは2週間でも起こる場合もありますし、十分なトレーニングを行っていた場合はさらに早くなる場合があります。
逆にあまりトレーニングを行っていなかった場合はディトレーニングは起こりづらいとされています。
筋力低下について初期では神経系の機構が影響すると言われていて、ディトレーニングの期間が長くなるほど筋萎縮の影響が大きくなります。
興味深いことに筋力が低下してトレーニング前の数値を下回ることは稀で、
これはトレーニングの刺激がなくなったときにレジスタンストレーニングの残存効果があると示唆しています。
またトレーニングを再開したときに筋力が再度向上する速度は速く、この現象をマッスルメモリーと言います。
マッスルメモリーがあるからと言ってトレーニングをサボりがちになるのではなく、
期間が空きすぎないようにトレーニングを継続して若々しい肉体を維持していきましょう!
また怪我などでトレーニングができなかったりと期間が空いてしまったという方は、
気を落とさずに筋肉を元の状態に戻すのはマッスルメモリーのおかげで速いんだということを頭に置いて、トレーニングを頑張れば大丈夫です!