2021/01/22
疲労について③ オーバートレーニングについて
こんにちは。
スポーツ選手のコンディショニング兼パフォーマンスアップを担当しているトレーナーのマッチです。
今回は前回にも言っていたオーバートレーニングについて書きます。
オーバートレーニングとは極度の疲労、疾患、傷害につながる過度のトレーニング頻度、内容量、強度と定義されています。
休息、回復、栄養の不足が関わる場合が多いです。
この中でも過度のトレーニングが短期間の場合はオーバーリーチングと呼ばれます。
このオーバーリーチングと呼ばれる状態は数日の休養で回復するので、トレーニングプログラムの中に意図的に設けることがあります。
これはオーバーワークの後にトレーニング量を減らし、低下したパフォーマンスのリバウンドを意図して行われます。
しかしオーバーリーチングが相当期間以上継続すると、オーバートレーニング症候群になる恐れがあります。
これは無気力と言われたり、バーンアウトとも言われたりと様々な呼び方があります。
これを一連の流れで表すと、
過負荷刺激⇨急性疲労⇨オーバーリーチング⇨オーバートレーニング
レジスタンストレーニングによるオーバートレーニングはパフォーマンスの長期低下は見られず、回復期間後には元に戻ることが多いです。
無酸素性オーバートレーニングの兆候としては、トレーニングをしたいという気持ちの低下、パフォーマンスの低下などが挙げられます。
ただがむしゃらにトレーニングをするのではなく、しっかりと休息をとって回復をすることもトレーニングの一環だと意識して、これからのトレーニング等に励んでください!
次回もオーバートレーニングについて書きたいと思いますのでお楽しみに!