2020/12/27
活動後増強について②
こんにちは。
スポーツ選手のコンディショニング兼パフォーマンスアップを担当しているトレーナーのマッチです。
前回から活動後増強(PAP)について書いていますが。
今回は前回にもお知らせしたように、
活動後増強のために行うエクササイズの長所や短所について書いていきたいと思います。
まずはフリーウェイトトレーニングです。
バーベルやダンベルなどのフリーウェイトでのエクササイズはPAPを誘発させるために行う最も一般的なコンディショニングです。
例えばデッドリフトやスクワットがありますが、
デッドリフトを85%1RMで4セット×2レップ、インターバルを90秒で実施すると、
立ち幅跳びのパフォーマンスは約4〜5%向上したという研究結果が出ています。
またスクワットは垂直跳びの一時的な能力向上を目的としてコンディショニングに取り入れられることが多いです。
また同じスクワットでもパラレルスクワットのように、
深く行うスクワットの方がより大臀筋を活性化させることができ、能力向上の値が大きくなります。
短所としては、
フリーウェイトで行う際はある程度の挙上テクニックが必要になること、
設備が必要であるということ、
挙上負荷や量、休息時間を間違えると逆に疲れが溜まってしまうことなどがあります。
みなさんもご自身でPAPを行うときは逆効果になってしまわないように注意してください。
次回はスプリント系のコンディショニングについて書こうと思いますのでお楽しみに!