2020/12/21
活動後増強について①
こんにちは。
スポーツ選手のコンディショニング兼パフォーマンスアップを担当しているトレーナーのマッチです。
活動後増強(PAP)はコンディショニング活動後に筋パワーの発揮能力が高まることをさします。
筋のパワー発揮能力を一時的に向上させる効果があるため、
トレーニングや試合や競技会の前に行うことが多いです。
PAPはバリスティックな運動を行う前にコンディショニング活動として、
エクササイズを行い、その量や負荷休息時間をコントロールして誘発します。
PAPが起こるメカニズムとしては運動単位の増加、筋肉の羽状角変化などが考えられています。
このPAP効果を得るために行われている運動を挙げると、
最大強度またはそれに近い強度でのフリーウェイトの挙上、
プライオメトリックエクササイズなどがあります。
しかしPAPのためのコンディショニングエクササイズを行う場所などの環境要因によって、
エクササイズの方法や強度などは変化させる必要が出てくる場合もあります。
そういった時にコーチやトレーナーが最も適したエクササイズを処方する必要が出てきます。
次回からは各エクササイズの長所や短所などを紹介していきたいと思います!