音楽とパフォーマンス
こんにちは。
スポーツ選手のコンディショニング兼パフォーマンスアップを担当しているトレーナーのマッチです。
皆さんスポーツの試合など、
何か大事な場面の前には音楽を聴いてモチベーションを上げたりリラックスしているのではないでしょうか?
今回は音楽とパフォーマンスとの関係について書きたいと思います!
まず音楽が及ぼす体への影響について紹介します。
音楽を聴く事によって、さまざまな影響が体に起こります。
速いテンポの音楽をきくと呼吸数や心拍数の増加、血圧の上昇が起こり、
逆に遅いテンポの音楽を聴くと心拍数・呼吸数の低下・血圧の低下、成長ホルモンの増加などが起こります。
またそれぞれが好きな音楽を聴くとテストステロンの増加が起こると言われています!
続いて軽い運動を音楽を聴きながら行うとどうなるか?
ある研究結果では、軽い運動を音楽を聴きながら行う時と、
聴かずに行うときとどちらが疲れを感じにくいかを比較し、
音楽を聴きながら運動をしたほうが疲れを感じにくかったという結果が出ています。
また高強度での運動ではどうかというと、
疲労困憊になるまで運動を行う場合だと、
音楽を聴いている余裕がなくなり、
音楽の効果はあまり感じられないという事でした。
しかし握力の測定や、60メートル走のタイムに関しては、
測定の前に速いテンポの音楽を聴いた方が記録が良くなったという結果が出ています。
なのでウォーミングアップの時に音楽を聴く事によってパフォーマンスの向上につながる可能性があると言われています!
場面に合わせて音楽を聴く事によって最大限のパフォーマンスを発揮できるのではないでしょうか^^!
ランナーズ・ニー
こんにちは。
スポーツ選手のコンディショニング兼パフォーマンスアップを担当しているトレーナーのマッチです。
ランナーで抱える問題として多いのがランナーズ・ニーと言われる膝の痛みではないでしょうか。
同じ動きを長期間続ける事により引き起こされるオーバーユースの一種です。
腸脛靭帯、膝蓋靭帯炎、鵞足炎などがあります。
オーバーユースといっても余程無理な走り方をしない限りは1ヶ月やそこらではなりません。
両膝全体がなんとなく痛くて、
走り始めて痛みが治っていくようなら慣れない運動を始めた時の違和感みたいなものだったり、
筋肉があったまっておらず動きがぎこちなくなっているための痛みなので、
そこまで心配しなくてもいいと思います。
そうではなく、左右のどちらかだけにピンポイントで痛みがあったり、
走ったりしているうちに痛みが増していくようならランナーズ・ニーの可能性があります。
この時点で自分でストレッチやセルフケアで痛みが治るようなら、
ケアを続けながら様子を見てみてもいいと思います。
これが安静時も痛むようなら走るのを中止して、医療機関や、当院でしっかりと原因を見極めて治療をするのをお勧めします。
痛いのを我慢しながら走ってもパフォーマンスは落ちますし、
症状がひどくなればなるほど治るのにも時間がかかってしまいます。
無理せずに痛みなどがある時は休むのもアスリートやスポーツを長く続けていきたい人には大切な事になります!