身体の使い方をアスリートと語り合う
おはようございます。
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
金曜日、最後のクライエントさんのコンディショニングを終えた後に、
ZOOMというインターネット電話のソフトを使って選手とミーティングを行いました。
遠く離れたところでも選手と顔を合わせて会話ができる、本当に便利になってきましたね。
内容は体調について、身体の使い方について話し合いました。
スノーボードやサーフィン、スケートボード等いわゆる横ノリ競技についてです。
”こんなトレーニングについて手応えがあった”
”足や股関節の使い方を変えると雪面や波に乗りやすい”
という報告を受けたり、
”フォームを少し改良しようと思うが、トレーナーから見て合理的なのか?”
”足の感覚を養うのに良いトレーニングはないだろうか?”
と質問を受けることもありました。
詳しい内容は話すことはできませんが、とても有意義な時間となりました。
彼は元日本代表選手ということもあり運動センスはバツグン。
理論や理屈を超えて身体の感覚を研ぎ澄ませた選手だからこそ、わかる感覚があると思います。
最近、新規の方の予約が増えています。
例年とは違い夏前の問い合わせは今年少なかったです。
秋口になって急に増えています。
人間にも季節的な習性やバイオリズムがあるのでしょうか。
なんだかとっても不思議な感覚です。
予約が取り辛くなっていますが、
スポーツや運動の秋ということもあり、
そろそろ夏の疲労が抜けてきた頃だと思うのでガンガン体を動かしていきましょうね。
スケボーの膝の痛み
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
また、新たにスケートボードの少年が来院されました。
前回のスケボー少年同様に膝の同じ部分の痛みです。
膝のおさらである膝蓋骨の下側と上外側の部分の痛み。
これはスノーボードやサーフィンも含め横ノリ競技の特性ですね。
MCでは動作分析をしています。
オーリー(蹴り上がり)時の姿勢から問題がありますが、
ジャンプ着地後の膝と股関節と足首の使い方に異常があります。
ジャンプ着地後は股関節がうまく曲がらず、
膝を大きく曲げる傾向にあり内側に入ります。
そしてつま先が外側に向き、
足首の可動性を失わせて内側のアーチを潰す傾向にあります。
専門用語ではいうメディアルコラプスのようになっています。
足首と股関節を機能的に改善させて、
膝にとっていい環境を築き早期復帰を目指します。
アメリカンフットボール選手とのモーニングセッション
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
先日、名古屋のアメリカンフットボールチーム、
Xリーグ”サイクロンズ”所属の選手が来院されました。
Shoくんです。
そう、
彼は自由です。
海外でのアメフト経験が豊富ということもあり、海外ナイズされているということもありますが。。。
なんせ僕に慣れていますから(笑)
彼が学生時代、僕が整形外科勤務時代にアスレティックトレーナーとしてリハビリを担当していたので、
出会ってすでに10年ほどの縁でしょうか。
今ではトレーナーと選手の関係でもありますが、
将来の事を相談を受けたりする仲でもあります。
スポーツ選手にとってはルーティンは大切だとは思っています。
ケアからトレーニングまで行い、
最後はモーニングをきっちりいただいて帰るSho。
彼お得意のいつもちゃっかり奢ってもらうルーティンです。
身体だけじゃなく、きっと将来大物になると思う!
これからも応援しているぞ!!
トレーナーの治療家
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
土日月と連休をいただき、岐阜の方まで家族旅行に行ってきました。
先週の仕事の忙しさと育児と旅疲れもあり、
連休終盤は身体のいたるところが悲鳴をあげていました。
子供を抱きかかえては、腰と首に違和感を感じていました。
旅の帰り際、岐阜にある僕の信頼できる治療院の先生のところに行ってきました。
古民家で鍼灸治療が受けられる”はり・きゅう・あんま・まさ治療院”です。
院長はとっても変わっていますが、(僕もたいがいですが・汗)
とても心優しく性格が施術にも現れています。
国家資格者であり安心安全に受ける事ができます。
トレーナーが身体を壊してしまっては皆さんに説明がつかないですからね。
痛みや違和感は身体からの警告。
身体の声を聞き取り、いつも自分自身に向かい合い磨きをかけていきたいと思います。
帰り道。アパレルブランドのパタゴニアのロゴのような景色。
夕焼けを眺めながら子供たちとの時間が終わってしまう寂しさもありましたが、
身体がスッキリしていて翌日からの活力を感じていました。
定期的なメンテナンスはやはり大切なんだと実感。
今後ともトレーナーもセルフでメンテナンスしながら、
武道にスポーツに勤しんでいきます!!
スケーターのリハビリ
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
2020東京オリンピックで公式種目となったスケートボード。
ここのところスケートボードする少年たちが増えたのか、
いっきに2人来院されはじめました。
スキー・スノーボードのトレーナーとして活動していましたが、
若干動きが変わってくるため勉強しなおしです。
2人ともに足首や膝が悪く、
走ることや歩く事、座っている状態でも痛みが出てしまい、
日常生活まで支障をきたし始めたとのことです。
膝や足首等の怪我、姿勢の悪さから考えて共通する部分が2人にはたくさんあるため、
そのスポーツ特有の競技特性というものでしょうか。
改善点がたくさんありました。
自身の体に向き合いコンディショニングやケア、リハビリに時間を注いでくれるため、
ほぼ競技を休まずに復帰。
今では練習中も痛みがないぐらいまで回復しました。
現在、外でアスレティックリハビリテーション(スポーツ選手専門のリハビリ)を行なって、
怪我のリスクを減らすような動き習得の段階です。
要望通り競技を休ませる事なく練習を継続しつつ治療を進めて行く事は、
クライエントさんの協力があれば可能な事が多いです。
競技ができる喜びを忘れずに、
痛みが無くなっても自身の身体に向き合いセルフエクササイズはやり続けて欲しいものです。
チームS
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
週末に体操のコーチ陣とクライエントのSさんのお誘いで、
大会の”お疲れ様会”を行いました。
体操の競技成績では日本トップの経験まであるコーチ。
すごいチームですわ。
普段、話す事ができない内容まで聞く事ができて、
とても有意義な時間となりました。
コーチからの見方とトレーナーからの見方。
それぞれの意見と考えを確認する事ができました。
よって体操の競技特性や競技を見ただけではわからない選手の問題点まで浮き彫りになった気がしました。
ミーティング内容を活かし、
来年の大会、今後の体操ライフをより良い状態でサポートできたらと思います。
トップコーチからの刺激もあり、
僕の心の中ではさらに勉強意欲が増し、
週末のセミナーや勉強会に申し込みました。
早速、学んで動いて実践していきます。
みなさん、お疲れ様でした!!
体力測定項目の向上
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
お盆開けて涼しくなってきたと思ったら、また暑くなってきましたね。
寒さが戻る時は、寒の戻りと言いますね。
暑さの場合は暑の戻りとでも言うのでしょうか。
国語能力が低い僕にはわかりません(笑)
今、警察試験を受ける方がいらしています。
要望としては体力測定の項目を1つ1つ伸ばしていきたいとのことでした。
この暑い中ではありますが、
リスク管理のためにウォーミングアップは室内で行い、
十分に給水した上でシャトルランの測定を河川敷にて行いました。
数字的な記録の他に動きの分析まで行い、
よりスムーズに結果を出す方法を提示するのがアスレティックトレーナーの仕事です。
改めて動画分析ソフトを使って、クライエントさんにフィードバックしていきます。
体力測定は学校の体育の成績に反映されたり、
アスリートの体力要素を測る目的で使われたり、
プロテストや試験でも評価の1つとされていますね。
体力テストの項目を伸ばすことが目的の1つではありませんが、
目標の1つとして結果を出してもらいますよ〜(笑)
パーソナルトレーナーという仕事の面白み
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
整形外科時代の患者さんが今でも定期的に来てくださいます。
土曜日は名古屋から2組来院。
そのうちの1組は高校生から関わっていて、
中学から大学生までバスケットボールをしていた方です。
今では立派に社会人になり、
結婚報告がてら奥さんまで連れて来られました。
このように人と長く関われることって本当に幸せなことだと思います。
体のメンテナンスを通じて、
その方の人生感や考え、ストーリーを知れるような職業ってなかなかないと思います。
パーソナルでの仕事の強みですね。
ボディケアのあとはトレーナーMasaの実家の喫茶店へ移動。
ハネムーンのお土産とお土産話、Sくんありがとう。
トレーナーは2人の末永い幸せを願っています!!
ヘルニア症状の1つでもある痺れへのヒント
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
MCの近隣に大型のスポーツクラブがあるということもあり、
スタジオ等で活動するインストラクターの方がボディメンテナンスに数名来られています。
その中の一人の方が、
「究極の動く体つくりの勉強のために、最近東京まで勉強に行っている」と教えてくださいました。
面白い考え方だからよかったらどーぞっと、
そこの協会の本を貸してくださいました。
一読して見ようと思って読んでみました。
僕のコンディショニングの考えと一致しているところが多かったためすんなりと頭に入ってきました。
このようなキッカケがあり貸していただいた本の内容を僕なりに解釈し、
実際にクライエントさんにアプローチをしてみました。
かなり手応えがあったので症例を報告したいと思います。
建設業の社長さん。
今、建設ラッシュのようで休みもなく現場に出向いて社員の方と一緒に働いてるようです。
5ヶ月前から右足の外側ぐらいに灼熱感と痛みと痺れが出現。
徐々に症状が強まってきたとのことです。
整形外科に受診したところ、MRI画像から腰椎椎間板ヘルニアという診断を受けました。
リハビリをしながら数ヶ月経過しても灼熱感と痺れ強い。
骨盤を立たせることが難しく、股関節の周囲の筋肉がかなり硬くなっていました。
ヘルニアは椎間板の形状と髄核の位置から、
骨盤前傾させて立たせることと、腰椎のなだらかな前弯を出すことが重要とされています。
そのため治療で筋緊張を緩めて、
セルフケアでこのようなストレッチを指導しています。
膝を外に開きながらを腰を落としていきます。
極力、背筋はまっすぐかつ骨盤は前傾に保ちしゃがみます。
初めは赤い線のように背中を丸めないとしゃがむことが難しいです。
3週間ほど続けると、徐々に背筋が通って骨盤を前傾させることが可能。
ヘルニアの特徴としてしゃがみ込み姿勢で腰を少しそれるところまでくると、
比較的痺れや灼熱感が減っていることがあります。
そして、開脚ストレッチのように膝を伸ばした状態でも、
比較的骨盤前傾が取れるようになっているかと思います。
多くはないですが数名の腰椎椎間板ヘルニアを抱えていて、
痺れがある方に対して良好な経過を辿った方へ処方したエクササイズの紹介でした。
通常、治療院や接骨院、病院では取り除きづらいヘルニアの痺れ。
痛みは取れやすいのに痺れが残るという方は多いと思います。
少しでもヘルニアや腰痛で困っている方に対して、
参考もしくはヒントになればと思い書かせていただきました。
※ただ根気よくエクササイズをしないとここまでの変化は出せません。
競艇選手の方で、新たに似たような症状の方が来院されました。
トレーナーの私も元々ヘルニア持ちです。
今回来院された方は症状が強そうですが、
クライエントさんと共に乗り越えていきます。
また、どのように変わったか報告させていただきますね。