2019/08/18
トリガーポイントとは
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
久しぶりに浜松の母校に来ました。
トリガーポイントについての勉強のためです。
皆さんも聞いたことがあるフレーズかもしれませんが、
今日はトリガーポイントについて説明しますね。
痛みを感じているところがあるとします。
通常、痛みを感じている部位と原因となる筋肉が同じ場合、
痛いところを治療すれば痛みはよくなります。
結論:この場合、痛みの原因を探すのには比較的簡単で治療効果は高いです。
しかし、痛みを感じている部位と原因となる箇所が異なる場合、
痛いところを治療しても痛みはよくならない。
結論:この場合は痛いの原因部分を探すのはとても難しくなり、治療効果は低いです。
7割近くの筋肉の痛みは、場所と原因部位が違っていることも報告されています。
エコー検査、MRI等の画像検査では異常は見つけられないことになります。
これを解消してくれるのは、トリガーポイント治療になります。
トリガーポイントを直訳すると引き金となる点。
痛みの引き金となるポイントは、
頭痛なら痛みの引き金となる部位は首の周辺。
脚の痛みや痺れなら骨盤の周囲にあります。
スポーツ選手でもよくあるパターンですね。
ラグビー選手でヘルニアの所見がないのに腕から手までが痛かったり痺れたり、
サッカーで体を傾斜してボールを蹴る方に多いのが脚の腿からスネの外側の痛み。
これらの悩みを解消してくれます。
さまざまな症状に対応できるように、
コンディショニングトレーナーとしてスキルとノウハウを幾つになっても磨き続けていきます。