トップアスリートに共通する特徴
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
トップアスリートといえば・・・
といえばこの方の名前を出す方は多いのではないでしょうか。
”イチロー選手”
先日、引退会見を開かれていましたね。
NHKでもドキュメンタリー”イチロー 最後の闘い”見られましたか?
前回、2題に渡って書かせていただいたMCに通うトップ選手の特徴(第一話・第二話)
とも全くリンクしていました。
やはり頂上を目指す選手には共通のキーワードがありました。
それは”感覚”です。
NHKのドキュメンタリーでの1場面。
バッティング練習をしているイチロー選手。
ピッチャーから投げられるボールを打ち込み、次々にスタンドに運んでいました。
すごい綺麗な弾道で練習を手伝う周囲のスタッフは関心していましたが。。。
イチロー選手の一言
”もうちょっと乗せたいな、体に。”
この言葉にトレーナーMasaは”ビビッ”と痺れましたね。
先日まで元日本代表ハンドボールとスノーボードの選手たちと話していた内容がテレビでやっている!?と思いました。
結果はどうであれ自分の感覚を大切にしている選手ならではの言葉です。
自身の体性感覚を大切にするのはトップ選手に多いと思います。
むしろ、ここの感覚を抜け落ちているのに、
日本代表になったという選手は出会ったことありません。
素晴らしい選手と出会い、
客観的なチェックを大切にするリハビリ現場から離れて気づいた事です。
MCでは選手の主観的感覚を基盤にチェックし、コンディショニングが行われていきます。
客観的に見てどこが悪いのかというのも必要です。
しかし、主観的に感覚を磨いていくことは、
怪我の予防やスポーツパフォーマンスを向上させるのには欠かせない要素だと思いっています。
MCトレーナーは選手自身の感覚に寄り添ったケアを展開しています。
体のチェックをした時に、
どっちが硬いと思いますか?
動きが悪いのはどちらですか?
トレーナーに頼っていませんか?
大丈夫ですよ。
みなさん素晴らしい感覚を持っているはずです。
自分の感覚を大切にしていけば、いずれか身体は勝手に磨かれてきますから。