岡崎市のスポーツ専門パーソナルトレーニング|メディカルコンディション

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2019/03/13

Kー1の控え室(選手、コーチ、トレーナーの役割)

メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。

Kー1クルーザー級タイトルマッチ当日。

大会会場に到着した僕らはリングとウォーミングアップ場所、バンテージチェック、ドクター室、控え室等会場の確認を行いました。

大会リハーサルが終えて、

僕の出番は早々にやってきました。

 

大会当日のコンディショニングの目的は、

”違和感なくプレーでき、身体を動きやすくする事”

全身全霊で僕のあるスキル・ノウハウを加藤選手に注ぎ込みました。

※トレーナーの全身全霊ポーズ(笑)この時は笑えませんでした。

ただ、手を加えすぎたり、身体を引き締めすぎたりすると、

むしろ身体が重くなることは過去の失敗でわかっています。

ケアしてはシャドー、ケアしてはシャドーを繰り返しチェックを行います。

今回は比較的手応えがあり、早々に身体の軽さを出すことができました。

 

その後、検査員がいる前でバンテージを巻きグローブをはめます。

かなり厳重なんですね。

ドーピング検査のように常に見張りがついています。

 

 

その後、ウォーミングアップをし、

控え室を出て囲われた専用スペースでミット打ちに入ります。

タイムをしっかり身体で刻みながら、これでもかと打ち込みます。

今回の最重量級だけ、周囲には恐ろしいぐらいの衝撃音が響き渡ります。

加藤選手はアスリートの中のアスリートだと感じたのはこの時です。

すごい強烈なスイッチを持っていて、

一度切り替わると今まで感じたことのないオーラを放ちます。

動きやコンビネーション、コーチと戦略をとことん確認し余念が無いです。

納得するまでウォーミングアップし身体感覚をチェックします。

さすが元日本代表のハンドボーラー。

 

試合は刻々と近づいてきます。

舞台裏に移動し、

心を集中させながら出番を待ちます。

 

そして、この階段を登れば、

そこは花道。

※のぞいてみたけど、ぎっしり超満員。歩いている時に自分がコケないか心配。

鼓動が高鳴ります。