2021/01/15
安全にレジスタンストレーニングを行うために④
こんにちは。
スポーツ選手のコンディショニング兼パフォーマンスアップを担当しているトレーナーのマッチです.
今回は膝について書いていきます!
膝は大腿と下腿の長い2本のてこの間にあるために傷害が発生しやすいです。
前後への動きは大きいですが、
左右や回旋の動きはほとんどなく、
そういう外力が加わると容易に怪我につながります。
ラグビーやバスケット選手などに膝の怪我は多くみられます。
幸いウェイトトレーニング時にそういった外力が加わることはほとんどありません。
膝の中でも特に力の影響を受けやすいのは膝蓋骨やその周囲の組織です。
膝蓋骨の働きは大腿四頭筋腱と膝の回転軸の距離を確保し、
力のモーメントアームを増大させ、力を効率的に伝えることです。
トレーニングでの膝蓋腱に加わる大きな力によって圧痛や腫れを起こし、
腱炎になることがあります。
また立位でも常に負荷が加わっていることになるので、
膝の怪我の予防には大腿四頭筋などの緊張を日頃のケアによってコントロールし、
過剰な負荷が加わらなにようにすることが大切です。
またスクワット時などの膝の向きや位置も怪我のリスクを減らすには重要な要素になってきます。
しっかりとレジスタンストレーニングをする際はフォームを意識し、
膝に加わる負担をできるだけ少なくしてトレーニングしましょう!
コメントを残す