2021/01/11
安全にレジスタンストレーニングを行うために②
こんにちは。
スポーツ選手のコンディショニング兼パフォーマンスアップを担当しているトレーナーのマッチです。
今回はレジスタンストレーニングを安全に行うために、背部の場合について書きます。
人は直立し、脊椎は柔らかな椎間板を挟んで積み重なった形態をとっています。
立位や座位、歩行時などに椎間板は圧迫され、
ものを持ち上げる動作の時などは圧迫力はさらに増加します。
また背部には大きな負荷がかかりやすいため、傷害の多い部分になります。
では次にどうやって傷害予防を行えば良いかを紹介します。
スクワットやデットリフトなど背部の種目を行う際は、姿勢を気にしないといけません。
背中は少し反った姿勢で行う方が下背部の筋群が発揮できる力が大きいので、
背中が丸まらないように注意します。
また腰は、反りすぎても丸まり過ぎても椎間板への負荷が大きくなるので、
軽度全湾させた状態に保って行うのが重要です。
また椎間板の負荷を減らす上で腹腔内圧が重要で、
これが高い状態を作り出せるようになることも傷害予防には大切になります。
軽いウェイトなどで体幹を鍛えるもよし、
ウェイトトレーニングとは別で体幹トレーニングをして鍛えるもよし、
体幹の筋肉をつけて腹腔内圧を高い状態にできるようにしてくことが怪我の予防にもなりますし、パフォーマンスアップにも繋がります。
次回は方について書きますのでよければ参考にしてみてください。
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