2020/12/14
筋肉量増加に適したレジスタンストレーニングとタンパク質摂取⑤
こんにちは。
スポーツ選手のコンディショニング兼パフォーマンスアップを担当しているトレーナーのマッチです。
5回目の今回は異なるタンパク質と同化作用について書いていきます。
タンパク質にも種類があり、
ホエイタンパク質とカゼインタンパク質という物があるのを聞いたことがあるかと思います。
こういったタンパク質をトレーニング後に摂取することによって筋タンパク質の合成量が増加します。
しかしタンパク質の摂取量が同じでも種類によって運動後の反応は異なってきます。
例を挙げると乳タンパク質は大豆タンパク質と比べて運動後の筋タンパク質の合成速度が高くなります。
これは乳タンパク質に含まれているロイシンの含有量の違いによるもの、
あるいはタンパク質の種類によって消化吸収される速度が違うことだと言われています。
同じタンパク質量でも乳タンパク質の方が大豆タンパク質に比べロイシンの含有量が多く、
大豆タンパクと比べて約17%高くなります。
これに対してカゼインタンパク質は胃酸により凝固・沈澱するため吸収する速度がゆっくりになります。
つまり就寝前やトレーニング間の持続的なタンパク質吸収にはカゼインの方が適しています。
以上のことから食事、
あるいはサプリメントとしてタンパク質を摂取するときはこういった消化吸収速度も意識しながら取ることが筋肉量増加への近道にもなります!
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