一流が行っているトレーニング(股関節・感覚を磨く編)
こんにちは!
トレーナーのMasaです。
先日、スノーボーダーの渡部耕大選手が自身が行ってくれているトレーニングを紹介してくれました。
このトレーニングはさまざまな競技に使えると思います。
なぜなら、「脛が立つ!」
家の柱だってねてしまっては安定しませんよね。
人も下肢の骨は土台となり、柱でもあります。
ここの安定は欠かせません。
特に、サーフィンやスノーボード、スケートボード等の横ノリ競技は。
バランス感覚を有する競技には必須かと思います。
ユニークかつすぐに使えそうな内容だったので、
ブログにていち早くリリースいたします。
スノーボードやスキーのオフトレに最適② FS720
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケア・コンディショニング担当のトレーナーMasaです。
Kodai選手、ようやく退院しました!!
医師も言うように驚異的な回復力です。
大きな事故からの復帰は並大抵の努力が必要になると思いますが、
共に頑張っていきましょう!!
前回、BS540のオフトレの動画をアップしました。
(その時の動画はこちらから)
※動画はフロントサイド720のオフトレの様子です。
PS
やっぱり彼の能力は本当にすごい。
カナダのメドパークというスポーツジムで、
スノーボードのイメージトレーニングをしてたある日。
いつも通り、回転軸や体の感覚をチェックするために、540をなんども練習していた。
完璧でした。
そこに現れた1人の白髪の老人。
僕らに話しかけてきた。
どうやらアイススケートをやっているとのことだった。
突如、回転し始め見せた。
年配なのにも関わらず、すごい回転量。
着地はよろけるものの、720度回していた。
突如、カナディアンだったため英語でのレクチャーが始まった。
最初はKodai選手はうまく着地できなかったり、
ふみきれなかったり。
Kodai選手は修正を徐々に加えているのトレーナーの目線からわかった。
軸が安定してきつつあったためだ。
パズルのように足をここに置いてうまく体の感覚にハマるが、
目線がうまくハマらない。
うまくいく足の置く位置はそのままに目線の修正を行っていく。といった感じだっただろう。
おおよそ10回ぐらいだっただろうか。
着地まで完璧にメイクしたのは。
それがこの上の動画だ。
それまで陸地で720度回すなんて考えてもなかったが、
他の競技からのヒントにより練習のレパートリーを増やすことができた。
1日でここまで完成させてしまうのは、他人の意見を素直に受け入れる思考と高い身体能力があったからだと思う。
動画の中の「Nice!」という声はカナディアン老人の声。
スノーボードやスキーのオフトレに最適① BS540
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケア・コンディショニング担当のトレーナーMasaです。
スノーボードハーフパイプの日本代表だったKodai選手。
彼と出会って10年以上がたちます。
トレーナーと選手は信頼関係で結ばれています。
この関係がすべてというぐらいで、絆がないと過酷な競技では共にやっていけません。
7月に入り仕事中に大きな事故をしてしまい、
ドクターヘリで運ばれて重体。
驚異的な回復力をみせてますが、
まだまだ大変な状態です。
彼を応援するつもりで、
これからも動画を作成し選手の顔と名前を売っていこうと思っています。
※動画はバックサイド540のオフトレの様子です。
なかなかすぐにはできないとは思いますが、アドバイスをしっかり受けて忠実に行ってみると意外にできるようになります。
彼がハーフパイプ日本代表で出会った初期の動画です。
この後に、ワールドカップで表彰台にのぼりました。
早くこの頃のような動きに戻れるように、
遠く離れていますがトレーナーも祈り続けています!!
トップアスリートに挑戦・第4弾”上半身バランストレーニング編・中級編”
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケア・コンディショニング担当のトレーナーMasaです。
こんなにブログ期間をあけてしまったのは初めてです(汗)
コロナの影響があり、反発するかのようにクライエントさんが増えてきました。
ブログを書く時間、動画を編集する時間が削れつつありますが、
しぶとく書いていきます。
目標は週2回の更新!
面白おかしくがんばります!!
ブログを書くは好きですからね♬
今回のトレーニング動画で、
トップアスリートに挑戦・第4弾になります。
上半身バランストレーニング編・中級編・・・
まだまだ上がありそうな予感がしますよね。
そうです。
まだ、上があります。
トップアスリートとなるとトレーニング処方した時はできなくても、
2、3日の間にできるようになる特徴があります。
これが才能というものでしょうか。
トレーナーのほとんどは、
①競技の能力に限界を感じた。
②もしくは怪我でスポーツを続けれなかった方。
このどちらかに当てはまります。
僕はこのどちらにも当てはまります(汗)
僕も”才能”がどこかに売っていたら買いたいぐらいです(笑)
アスリートのみなさん、じゃなくても負けずに渡部選手のトレーニングについてきてください。
ハードで難しいトレーニングに挑戦するような方は、
安全面を十分に配慮して行ってください。
どうでしたか?
最初の長座で体幹筋力が効きすぎるポイントや
柔軟性の足りなさで断念した方はかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方は股関節の柔軟改善から行っていきましょう!!
股関節の可動域が向上してくると、体幹筋力は勝手に入りやすくなりやりやすくなります。
ちなみに僕は脚が長すぎてできませんでした・・・(負け惜しみ)
トップアスリートに挑戦・第3弾”上半身バランストレーニング編”
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケア・コンディショニング担当のトレーナーMasaです。
今回のトレーニング動画で、
トップアスリートに挑戦・第3弾になります。
すでにたくさん収録してあるので徐々に小出ししていきます。
と言いつつ、
実は動画編集が不慣れすぎて、時間がかかり過ぎて挫折しかけました。。。
これだけを編集するのにソフトを4つぐらい使うので。
トレーナーはぐちぐち言いますが、
アスリートには言い訳は禁物ですね。
かっこ悪すぎるので、
見習わないでください(笑)
今回は上半身バランストレーニング編となります。
第2弾までクリアしたという方は結構います。
特に体操アスリート勢が強過ぎます(汗)
正直、今回のトレーニングも余裕じゃないかと思っていますが。。。
次回もまた逆立ち系のエクササイズになりますが、強度をグゥーンと上げていきますからね!!
今回の必要な身体要素は、
・バーティカル感覚
・体幹支持力
・バランス能力
・目線の置き方
になります。
スノーボードやスキーのハーフパイプ・キッカーで行う技、
コーク回転やフリップ時に必要な感覚が入っています。
いきなりゲレンデで実践するとリスクが高い技に対して、
事前準備として今回のトレーニングは役立つと思います。
オフトレの1つに入れてみてはどうでしょうか。
また、このトレーニングができた方がいらっしゃったら教えてください!!
トップアスリートに挑戦・第2弾”下肢のトレーニング編”
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケア・コンディショニング担当のトレーナーMasaです。
前回の体幹トレーニングは、
まさかのトレーナーMatchくんが課題をクリアしました。
さすが元バリバリのアスリート!
前回の渡部耕大選手の体幹トレーニング動画に続き第2弾。
今回は【下肢のトレーニング編】です。
前屈しお辞儀をするかのような動きになるため、
Good morningと言われています。
それを片足立ちになり下肢の可動域めいいっぱい使って深く行うエクササイズです。
浅野拓磨選手が行って有名になりましたね。
あらゆるフィジカル的な要素が重要になってきます。
バランスがたもちにくく筋力・出力がでないかもしれません。
実は体をうまく動かすためのコツがあります。
主に大切なのは、
・股関節、膝関節、足首の可動域
・大地を掴む足底の力(握力)
・バランス能力
・下肢筋力
課題のほとんどはただ筋力ではなく、フィジカル的な総合能力が試されます。
なのでウエイトトレーニング等、1つの要素を鍛えても備わる能力ではなく、
総合力が重要になってきます。
実際に、スポーツ現場では筋力よりもパワーをいかに効率よく発揮できるかが重要になります。
紹介するトレーニングは、柔軟性、瞬発力、俊敏性、スピード、協調性、バランス能力、持久力等の身体的要素といわれる複合性が極めて高いです。
渡部耕大選手はサラッと簡単にやってますが、
実際にやるとかなり難しいかと思います。
できる方はトレーナーに教えてください。
挑戦権としてむしろ課題をください!!
トップアスリートに挑戦・第1弾”体幹トレーニング編”
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケア・コンディショニング担当のトレーナーMasaです。
トップアスリートの身体能力って見てみたくないですか?
実践しているトレーニング動画を作成しました。
今回、協力いただいたのは元日本代表スノーボードハーフパイプの渡部耕大選手(Kodai Watanabe)。
耕大選手と出会ったのは、2007年ごろ当時バンクーバーオリンピック会場となっていたカナダのウィスラー。
彼のトレーナーに着任しました。
かなり衝撃的な選手でした!
指示した動きや難解なトレーニングでもすぐにできてしまうという特徴がありました。
与える課題をどんどんサクサク尋常ではないスピードでこなしていきます。
他のプロ選手と比べても、トレーニング強度や量・質は極めて高いものでした。
当時カナダのスポーツジムでの話。
トレーニングしていた大柄なクロスカントリーのアメリカ代表選手が重そうなものを持ち上げていました。
横目に似たようなことができるのかと耕大選手に問いたところ、
わからないと言いながら取り組んでいました。
あまりの体格差にさすがに無理かと思っていました。
はじめはできなかったのですが体の使い方を何度もイメージをして、
その日のうちに持ち上げることができたときはまさに衝撃的でした。
重いものすらボディイメージを変えるだけで持ち上がるんだということ・・・
なかなか彼ほどの身体能力を持った選手はいません。
今回は第1弾ですが、
このブログで紹介するトレーニング4つほどできる方がいれば紹介してください。
今度は耕大選手に課題をください!
種目をまたいで選手同士の交流ができたらスポーツ業界活性化にもなるし面白いですね♬
体幹トレーニングの動画はこちらから。
ゲレンデへ出張
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
先日、連休をいただき岐阜のゲレンデまで行ってきました。
もともと専門としていたスキーとスノーボードの競技動態と傾向を確認しに行ってきました。
MC所属していた元日本代表Kodai選手が出たW杯でも使われたハーフパイプが、
ゲレンデ営業中ですがこのありさま。
温暖化の影響でしょうか。
雪がほとんど残っていなく、とても寂しく感じました。
ちなみにスーパーパイプは雪はなかったですが、
ディガー(ゲレンデの状態を保つ人)の努力によりノーマルパイプは人工雪を使って保ててました。
僕がウィンタースポーツのトレーナーをやっていた頃と随分環境と業界の傾向が変わっているように感じました。
今回は高鷲スノーパークの社員となった、
元MC所属のライダー大城選手とみっちり意見交換をさせていただきました。
貴重なお時間をありがとうございました。
今後の活動に対して参考にさせていただきます。
身体の使い方をアスリートと語り合う
おはようございます。
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
金曜日、最後のクライエントさんのコンディショニングを終えた後に、
ZOOMというインターネット電話のソフトを使って選手とミーティングを行いました。
遠く離れたところでも選手と顔を合わせて会話ができる、本当に便利になってきましたね。
内容は体調について、身体の使い方について話し合いました。
スノーボードやサーフィン、スケートボード等いわゆる横ノリ競技についてです。
”こんなトレーニングについて手応えがあった”
”足や股関節の使い方を変えると雪面や波に乗りやすい”
という報告を受けたり、
”フォームを少し改良しようと思うが、トレーナーから見て合理的なのか?”
”足の感覚を養うのに良いトレーニングはないだろうか?”
と質問を受けることもありました。
詳しい内容は話すことはできませんが、とても有意義な時間となりました。
彼は元日本代表選手ということもあり運動センスはバツグン。
理論や理屈を超えて身体の感覚を研ぎ澄ませた選手だからこそ、わかる感覚があると思います。
最近、新規の方の予約が増えています。
例年とは違い夏前の問い合わせは今年少なかったです。
秋口になって急に増えています。
人間にも季節的な習性やバイオリズムがあるのでしょうか。
なんだかとっても不思議な感覚です。
予約が取り辛くなっていますが、
スポーツや運動の秋ということもあり、
そろそろ夏の疲労が抜けてきた頃だと思うのでガンガン体を動かしていきましょうね。
スケボーの膝の痛み
こんにちは。
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
また、新たにスケートボードの少年が来院されました。
前回のスケボー少年同様に膝の同じ部分の痛みです。
膝のおさらである膝蓋骨の下側と上外側の部分の痛み。
これはスノーボードやサーフィンも含め横ノリ競技の特性ですね。
MCでは動作分析をしています。
オーリー(蹴り上がり)時の姿勢から問題がありますが、
ジャンプ着地後の膝と股関節と足首の使い方に異常があります。
ジャンプ着地後は股関節がうまく曲がらず、
膝を大きく曲げる傾向にあり内側に入ります。
そしてつま先が外側に向き、
足首の可動性を失わせて内側のアーチを潰す傾向にあります。
専門用語ではいうメディアルコラプスのようになっています。
足首と股関節を機能的に改善させて、
膝にとっていい環境を築き早期復帰を目指します。
ハイパーアスリート渡部耕大選手
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
先日のトレーナーサポートしているKー1加藤久輝選手に続き、
同じくトップアスリートを紹介します。
今度はスノーボードの渡部耕大選手と藤本りさ選手が、
スポンサーの仕事を終えて岐阜から岡崎市まで遊びに来てくれました。
遠征や長旅が多いスノーボーダーにとっては岐阜から愛知までは近場のようです。
彼がトップアスリートというのも、
日本代表のスノーボード選手だった事、
業界トップのスポンサーがついていた事、
ワールドカップ2位に入ったこともありますが。。。
この耕大選手は、実はとんでもない身体能力を持っています。
トレーナーとして関わり触れるたびに、彼の身体能力にはいつも驚かされます。
身体の使い方をイメージして、できなかったことをすぐに可能にします。
例えば、フィットネスジムにあるようなバランスボールに立てなかったとします。
彼は練習もそこそこに身体の動かし方をイメージし、
すぐにでもバランスボールに立って歩いたり、スクワットをしたり次の段階までいつの間にかレベルをアップさせます。
一番忘れられないのは、
バンクーバーオリンピックの時には、
カナダのスポーツジムで各国の代表チームが集結してトレーニングしていた時の話です。
アメリカ代表クロスカントリーチームは、
重りはここまで重くなかったですがこんなトレーニングをしていました→
耕大選手のようなハーフパイプの選手はクロスカントリーの選手に比べて小柄。
当時、通常の懸垂なら40回ほどこなす耕大選手でしたが、
同じように重りをつけてやってみたところ全くできませんでした。
通常なら全くできないときたら諦めるところです。
彼は懸垂バーを見つめてボーと突っ立っていました。
懸垂に再度挑戦。
そしてなぜか、1回できました。
続いて懸垂バーを見つめてました。
またまた不思議な現象が!
今度は続けて4回懸垂ができました。
トレーナーから見て全く理解できませんでした。
通常、筋肥大を起こして筋力が上がるまでは数ヶ月かかります。
(この時点で常識にとらわれ無理だと思い込んでしまったトレーナーにはこの現象を起こすことは絶対にできないでしょうね)
また、何度も挑戦していれば筋肉は疲労して、1回目より確実に体力的に不利なはずです。
今思えばチンニングバーを見ていたのは、身体を動かし方・使い方をイメージしていたのだと思います。
今回もりさ選手と共にきっちりトレーニングし、
子供たちと遊んで愛媛まで帰っていきました。
やはりやる時はやる。
人前では見せませんが、きっちりトレーニングしています。
一生懸命で心優しい選手たちに関心します。
いつもありがとう。
遠く離れていてもいつもトレーナーはどんな形であれ選手の成功を願い応援しています!!
スノーボードトップ選手から学ぶ身体感覚
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
月曜日にスノーボードのハーフパイプ、
元ナショナルチーム日本代表のKodai選手らが遊びに来てくれました。
スポンサーのイベントが岐阜の方であり、ついでに岡崎によってくれました。
彼との関係は、スキースノーボードのメッカ、
カナダのウィスラーでスタートしました。
当時、すごい選手がいるという事で噂には聞いていました。
トレーナーとしてつくことになり12年が経過しようとしています。
実は、ワールドカップ2位にもなったことがある実力の持ち主。
当時から身体能力と身体感覚はピカイチでした。
彼らと、ランチをしながらスノーボードの身体感覚について話し合いました。
”年々、身体の感覚が変わってくる”
”スノーボードとの付き合い方や滑り方も変わってくる”
”若いからいいというわけではなく、滑り方を変えれば最高の滑りができる”
と語っているのがとても印象的でした。
中学時代から日本代表に選ばれて競技に常に向き合い考えてきた選手だからこそ、
経年変化に気づき経験を活かした滑りができるのでしょうね。
※以前来た時も身体感覚について話し合いました。その時の記事はこちらから。
身体を磨き研ぎ澄ました選手とのミーティングはとても有意義なものでした。
ますますの活躍、応援してるよ!!