スポーツメンタル 体の姿勢と感情のコントロール
おはようございます。
メディカルコンディションのスポーツケアとコンディショニング担当のトレーナーMasaです。
陸上短距離選手のMくんのお話です。
最初はグロインペイン症候群様の痛み(股関節や骨盤周囲の痛み)があり来院されました。
熱心に動作改善のためのエクササイズをしてくれたおかげで、
1ヶ月ぐらいで競技に復帰することができました。
症状が回復しタイムが狙える状況になってきた頃、
新たに問題を抱えていて、トレーナーに相談してくれました。
記録会や大会時に緊張して、脚がチグハグで体が硬直してしまい、
うまく走れなという現象が常に起こるようになりました。
Mくんは極度の上がり症だということがわかりました。
このままだとイップス(精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、
突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のこと)にもなりかねない。
私は以前から勉強していたスポーツメンタルをペーパー資料にして、
現在、改善プログラムを施しています。
また結果を報告しますね。
アプローチ方法について、1つの事例をわかりやすくNHKで紹介していたのでここに記しますね。
精神状態は身体の状態に左右されることが近年の研究でわかってきました。
今までは精神状態は身体に現れるという事をよく言われてきましたが、
この逆で身体の状態によって精神状態が変わるというものです。
悩んでいたり怒れたりしても下記の図の様にうつむきでいると、
ネガティブな気持ちが増幅されてしまいます。
しかし、楽観的な体勢でいると気持ちが晴れてきて、
ポジティブになり悩みや怒りはおさまる傾向にあります。
かなりの即効性があるので取り組んでみてください。
ただ、これを一時的なものにせず習慣にしなければなりません。
MCでは、スポーツに対してのメンタルトレーニングを少しずつ体系化させています。
練習や試合・トレーニングに対して合わせたプログラムを作成しています。
同じ様な悩みがある方は一度相談ください
コメントを残す